こんにちは
21日の金環日食はご覧になりましたか?
↓やっと手に入れた日食グラス。市内は売り切ればかりでやっと見つけたのは20日23時@土浦のコンビニでした。
↓21日午前6時頃、そわそわする私につられ起きてきた愛犬を誘って予行練習。
せっかくなので、観測イベントが行われているJAXAに行ってみました。
日食直前にはJAXA職員の方から金環日食の説明があり、ちょっとした授業のよう。
↓朗らかな宇宙飛行士。
↓観測の風景。
最初は雲も多かったのですが、金環日食ははっきりくっきり見ることができました。
観測中、JAXAの職員の方があれこれマイクで説明してくださったのですが、雲がはけてくると「つくばのみなさんの普段のおこないが素晴らしいから、日食がはっきり見えたのですね。ラッキーですね!」とおっしゃっていました。
日食に関する専門的科学的なお話のなかにこのようにちょこちょこロマンティックなお話が混ぜ込まれていて、聞いてて楽しかったです。
「金環が見えたら、でたー!って言いましょう。じゃあ一回、みなさんで練習しましょう。せーの!」というアナウンスがあったりもしました。
子どもたちだけでなく「でたー!」と渋い声で真面目に練習をする大人も多かったです。
もうすぐ金環日食を見られるというわくわく感が大人も素直にさせるのでしょうね。
↓日食中、穴のあいた紙をかざしているところです。
↓浮き上がるJAXAの文字。
↓よく見ると三日月状に!
太陽が欠け始めると当然少し暗くなり、気温が下がったため少し肌寒くなるのを感じたり太陽の存在を改めて感じる機会となりました。
日食中に鳥たちがいっせいに帰巣するすがたを見ましたが、それははまるで夕方の風景のようでした。
気象や天文学が明らかになっていない頃の人々は日食を異様なものと感じ忌み嫌っていたとのことですが、今回それがわかるような気がしました。
日食等における鳥やワオキツネザルなどでは行動の変化はニュースで話題にあがっています。
動物たちは日照時間に人よりも敏感に反応していて日照時間によりホルモン分泌に変化が起こり、排卵や発情期といった繁殖に関わる変化も見られます。ただいわゆるペットは、人の生活(つまり照明などが充実した太陽光にさほど依存しない生活)のなかにいることも多いので、その場合動物たちの日照時間や太陽光との関係は変わってくることもあるようです。
ただやはり太陽光に従った生活は動物たちの身体にとっては、非常にバランスのよいものであるようです。例えば、夜行性でない動物たちが夜中まで起きているようになるとホルモン分泌がうまくいかなくなり身体に支障がでることもありますので、太陽の出現とからめて本来の性質に近い環境を作ってあげることも非常に重要と感じています。
…と、金環日食を見て改めてあれこれ考えたこともありますが、感動的だったのひとことに尽きるような気がします。
「また金環日食を見たいな」と簡単に言えないところがありますが、月、地球、太陽により興味を持ちました。
↓お土産にもらった宇宙兄弟のノート。
↓パグ
↓太陽のひかりが入る時間は段ボールの上でごろごろ。
2012.05.22 Tuesday
金環日食つづき
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