母娘雑記帳‐つくば市・榊原動物病院発行

榊原動物病院の母娘獣医師の日常
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犬の視線

こんにちは
十種競技なるものの存在をこないだ初めて知りました。
なんでも二日間で十種の競技(100m走、400m走、1500m走、走り幅跳び、棒高跳び、走り高
び、砲丸投げ、円盤投げ、やり投げ、110mハードル)を行いその合計得点を競うんだそうです。
すごいですよね。


48年ぶりに十種競技日本代表としてオリンピックへ出場をかける右代選手のブログのプロフィールを見ていたら「趣味:身体を鍛えること!」となっていました。
やっぱりね。という感じがいたしましたが、半世紀ぶりの逸材とのことですので楽しみですね。





さて読みかけの論文は後日ということにして、今回は先日、愛犬と私の出身大の研究室(日本獣医生命科学大 比較発達心理学教室)へ連れったときのお話です。

↓出発前、キャリーバッグに入る愛犬。


今回、アイトラッカ―という機械のデモンストレーション犬として愛犬に参加してもらいました。

アイトラッキングとは、視線解析システム(アイトラッキング・ツール)を使用し、その人(今回は犬)が「どの場所・領域」を、「どのくらいの時間」、「どのような軌跡」で見ているかを解析するソフトだそうです。
人の乳幼児やお年寄りにおける心理分析に応用されていたり、視線によるコンピューター入力にも応用できるようで脊髄や筋肉を患い指を動かすことが難しい方々のキーボードやマウスに代わる入力デバイスとしても注目されているとのことでした。



↓実験開始前に研究室ベンチでくつろぐ愛犬。




↓アイトラッカーの会社の方に和やかにあいさつをする愛犬。



普段、見慣れているものが良いとのことでしたので、愛犬愛用の食器の写真と

                                        【持参した写真 


↓いつもいっしょにいるルームメイトの写真を持って行きました。

                                        【持参した写真◆





さあ、デモンストレーション開始です。

アイトラッカ―の社員の方にだっこされ、モニタに映し出される写真を見る愛犬。


しかし、これがなかなかうまくいきませんでして。。


↓違う方向を見ていたり・・・




↓彼の顔をなめたいのかのけぞってしまったり…



↓私を見ていたり…



犬たちが何を見ているのか、どのような順番で見ていくかというのは私も非常に興味を持っています。
私たちの人間の視線との間にも何か違いはあるのでしょうか。
犬たちがどのようなことを考えているのだろうか。というのはむかしから私の興味を持っているポイントであり、その興味を原動力に犬の色々を知りたいと思ってきました。
今回のような機械で犬たち行動の詳細を数値化したり、可視化していくことができれば犬たちがどのようなことを考えているかが少し明るくなるかもしれません。

今回協力いただいたトビー社のアイトラッカ―という機械は眼鏡をかけなくてはいけないなどの犬側の負担がほとんどないのも良い点であると思っています。
また今回のように、機械の会社の方と大学の学生を含む関係者とあーでもない、こーでもないと言いながら機械や犬について考えるというのも私にとっては楽しい時間であるように思います。

普段は複数匹の動物と暮らしておりますので、今回のように一匹だけを連れていくことで愛犬をよく観察する機会にもなったようです。
初めて会う人に対しても愛想よくしている‘外向きの愛犬のすがた’も興味深く見ておりました。(けっこうちゃんとしていたという印象)
これからもアイトラッカーにとどまらず、犬たちの考えていることを模索していけたらと思います。

(ブログに使うことを承諾してくれた比較発達心理学教室、どうもありがとう)




↓本のうえでくつろぐ愛猫。

だっちゅーのというギャグを思い出しました。
30歳を過ぎてから時々回顧的になるようになりました。


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