母娘雑記帳‐つくば市・榊原動物病院発行

榊原動物病院の母娘獣医師の日常
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オリンピック

こんにちは
オリンピックですね。

「マラソンはなぜ42.195kmか知ってる?」とか「古代オリンピックでは種目のなかに綱引きがあったって知ってる?」とか「この選手、双子だって知ってた?」などと院長(母親)から次々とオリンピックに関するクイズや豆知識が披露される日々が続いていて、意外にも彼女がオリンピックへそこそこの関心を持っていることを感じております。
私はオリンピックに関心があまり高くないので答えられないことも多いのですが、時々「サッカーの試合は何人でするでしょう」といった超初級編が出題されることもあって、彼女の配慮に接することもあります。お膳立てされたクイズ大会とは言えやはり答えられると気持ちが良いですものね。ありがたいです。


さて、自閉症児アシスト犬の記事を見つけましたのでご紹介します。

Dog Changes Life for Kirkwood Boy With Autism
http://kirkwood.patch.com/articles/dog-changes-life-for-boy-with-autism#c
犬が自閉症の男の子を変えた。

10歳のトミーは犬がそばにいることではじめて夜、ずっと眠ることができた。

トミーは3歳6か月のときに自閉症と診断された。突然症状がでるので、トミーの母親は心配になり彼らは外出できなくなった。
彼は治療を受けていたにも関わらず改善せず悪化の一途をたどった。
自傷行為、不安などといった問題がおこりトミーは夜のあいだ眠ることができず一晩中窓を叩いたり、しょっちゅう手を洗いに洗面所にいくといった行動が見られた。

ある時、トミーの家に1歳のアートという名前のラブラドールレトリバーがきた。
アートが来て一週間で、トミーはぐっすりと眠れることが出来るようになった。
この犬の出現がトミーの破壊的、脅迫的な行動を劇的に変えたのである。
アートは4Paws for Ability(
http://4pawsforability.org/)という施設で自閉症児のための特別な訓練を受けた犬であった。

4月、トミーと彼の両親はオハイオ州の施設に行き、10日間の集中セミナーを受け、アートを受け入れるために、トミーは犬を怖がらないようにするための訓練を受けたが最初の9日間ではその訓練が功を奏するようには見えなかった。
しかしながら10日目にトミーはアートと絆を結ぶことが出来たのであった。

いま、アートはトミーの行く先々についていく。いままではスーパーマーケットでいなくなってしまうことがあったけれど、いまはトミーはアートにくっついている。
アートにその場にいるように指示をだすとトミーもそこについて一緒にいるのである。母親は、トミーがそれを嫌がるのではと思っていたが、彼は心地よさそうに待っているのであった。

トミーは感覚が過敏な状態にあるので、アートとつながるリードでぎゅっとされると落ちつく。このようなことは自閉症の治療でよくされる。

(↓参照 自閉症児アシスト犬と身体に密着したリードでつながる子ども。)  


そしてまたアートはトミーの匂いを嗅ぎつける訓練もされていたので、トミーがどこかへ行ってしまうことを心配していた母親を安心させた。
アートはトミーについて小学校にも一緒に通った。



…つづく


■■読んでみての感想■■
久しぶりに自閉症児と犬についての記事を選びました。
自閉症児は他者とのコミュニケーションがスムースにいかず、社会と関わりを持つことが難しいことも多いようで、またその家族も大きな不安や疲労を抱え暗然とした状態で生活しなければならない状態におちいることがあるようです。


今回の記事には自閉症児をサポートするための訓練を受けた犬が自閉症児とその家族を変えていく様子が書かれています。
自閉症児アシスト犬が自閉症児のみならずその周囲の人に与える影響についても知ることが出来ればと思っております。
またなぜ自閉症児をアシストするのに犬が適しているのか。犬である意味についても改めて知りたいです。


記事のなかに出てくる4Paws for Abilityというアシストドッグ育成施設のホームページを見ると、
聴導犬、自閉症アシスト犬、介助犬、てんかん発作探知犬、糖尿病アラート犬、多動症アシスト犬などを子どものユーザー向けに訓練をしているようです。子どものユーザーに特化した施設は非常に珍しいでしょう。
非常にやわらかな表情でからだしなやかに犬に抱きつく子どもたちの写真がホームページに掲載されています。その写真の数々が圧倒な意味を持っているようにも感じます。ぜひご覧いただければと思います。


■■7日、8日にインターンシップにいらしたおふたりへ■■
おつかれさまでした。緊張しているのがこちらにもひしひしと伝わってきました。
我が家の猫を抱っこしたときの嬉しそうな姿が非常に印象的でその瞬間から少し緊張が緩んだようでしたね。動物を介すと話しをしやすくなったり、緊張が解けることがありますがまさにそんな瞬間だったような気がします。
将来にむけてきちんと準備をしようとしている姿はとてもさわやかで、おふたりのような人が社会でがしがしと活躍してくれるのを楽しみにしています。




↓出迎えてくれる犬と猫。

いつも出迎えてくれるメンバーはいっしょ。出迎えをしてくれないメンバーもいつもいっしょです。



□□夏季休診のおしらせ□□
8月14日(火曜日)
8月15日(水曜日)

上記は休診となりますのでご了承ください。
(16日は木曜日の休診日ですので、17日金曜日より通常診察となります)

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