母娘雑記帳‐つくば市・榊原動物病院発行

榊原動物病院の母娘獣医師の日常
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るすばん

こんにちは
先日、近所の子が「こんちくわ」とあいさつしてくれました。
私の時には「こんにチワワ」というのが流行ったことを思い出しました。あと、「こんにちワンタン」「こんばんわいん」「おはよーぐると」…語尾をちょっと変えるだけで楽しい気持ちになったものでした。
「こんばんわんこそば!きょうも一日おつかれsummer。明日もがんばルンバ」…楽しいっちゃ楽しいかもしれませんね。



ちょっと気分転換にペットとるすばんの記事を読んでみました。


Every Dog Has Its Data

http://well.blogs.nytimes.com/2014/03/09/every-dog-has-its-data/?_php=true&_type=blogs&_r=0

半世紀前、犬たちは裏庭や納屋の小さな犬小屋で暮らしていることが多かった。いま、彼らは私たちの家やアパートのなかに住んでいて、私たちのベッドで眠る。時に、その家の子どものように扱われていることもある。
だから、人間の生活に忍び寄る技術が犬の生活にも近づくとしても不思議ではない。

なかには犬の心拍数や呼吸数をモニタし、彼らが脱走したときは場所の追跡もするデバイスがある。ウェブカメラにより家の外にいる人が、家にひとりぼっちでいるペットを監視したり、通信してペットとゲームをしたり彼らのひとりぼっちの単調な日常を打ち破ることができるのである。
スマートフォンビジネスによりこのようなデバイスが小型で安価に作られるようになった。そのデバイスには無線機能、モーションセンサー、高解像度カメラが携えられている。
一方スマートフォンのアプリで、デバイスからの情報を可視化しそれをワイヤレスに接続することでペットの行動を把握することができるものあり、ペットとそのオーナーの堅い絆に注目しビジネスを展開する企業もある。

「それはより意味のある方法でペットと対話することができるという考え方である」「多くの人々がじぶんのペットと対話することを望んでいる」と意見を言う研究者もいる。

11歳のラブラドールの首に笛付きモニタの装置を装着した。
この首に付けた130ドルのケチャップのボトルのキャップほどの大きさの金属部品で、どのくらいの時間、どのくらいの強度で活動したかを犬の顎の動きから測定し記録することができる。
シアトル在住で医療機器販売に従事する32歳のHurnさんは、このiPhoneのアプリを通じて愛犬がどのくらいの時間、どのくらいハードに動くかを棒グラフで見ている。(人が家を出てから5分後から帰るまで記録されている)
Hurnさんは獣医師に犬を活動的でいさせることで寿命を延ばすことができると聞き、Hurnさんとその婚約者はこのデバイスを使用するようになった。彼女は、このデバイスによりもたらされた犬の活動記録がカップルの犬に愛犬に対する責任感を高めるともいう。
「私たちは非常に注意深い親なのである」また「彼は私たちの唯一のこども」とも彼女は言った。


The Whistle tracked her activity level.

私もまた5歳のミッツィ(ピットブルラブラドールミックス)の首に笛をつけた。数日後、私はほかのミックス犬とミッツィの活動レベルを比べることができた。
ミッツィが連続4日間、毎日の運動目標を達成できたときホイッスルアプリからおめでとうメッセージが届くことで少し誇らしい気持ちになった。
ペットが着用できる技術は進んでいる。
すでに販売されているタッグというデバイスがあり、これはペットの位置情報とともに活動レベルがわかるもので、ペットが迷子になったときにも役に立つ。


The data was sent to a smartphone.


これらのデバイスにより得られるデータは最終的には獣医師がペットの病気を把握するときに役立つ可能性がある。
ある協会によると、ペットの犬の52%、猫の58%は太りすぎで糖尿病や関節炎などを引き起こす可能性を持っている。
ペットフード会社により、理想的な体重を維持するために食事を制限することで犬の寿命は15%伸びることが発表された。獣医師はペットの活動の研究のために高価なモーションセンサーを使用していたが、獣医師らはペットの飼い主が使用することを目的とする新しいデバイスが広くに普及する必要があると述べた。

ペットの孤独は技術が関心を寄せているところである。飼い主が職場にいる間、ペットはひとりぼっちで自宅で過ごす。それは分離不安、運動不足、破壊行動などの問題につながる。

ペットをモニタするためのワイヤレスのセキュリティカメラもある。これにはマイクとスピーカーがついているので飼い主はペットの声を聞いたり、声をかけることができる。
私はこれをミッツィに使用し、私が出掛けている間、リビングルームのカウチの前にセットした。
私がマイクでミッツィに「dawn(ふせ)と声をかけた」すると、じっと動かずビクター犬のように顔を傾けてカメラをみていた。

新たに発売されるPetcubeというデバイスはウェブカメラ、マイク、スピーカーとレーザーポインターを備えスマートフォンを介しリモートで操作することができる。飼い主はレーザーポインターを操作することで愛猫や愛犬を遊ばせることができる。

ただ、猫は問題なくポインターを追いかけるが犬の場合は強迫的な行動を誘因し、ウェブカメラを通じてペットに話しかけることの効果の影響については明らかにはなっていないとする研究者もいる。
「彼らにとってそれらが良いか悪いかについてはまだわからない」とされている。

飼い主不在時のペットの不安を取り除く新技術はいくつかあり、それらがペットの生活の質を向上させるかどうかはまだ明らかになっていないが多くの飼い主の感情的な要求には答えられるだろう。


■■読んでみての感想■■
るすばん中のペットが『いい子』であるとしても『いい子でない』であろうということが予想できたとしても、その様子が気になる方は多いのではないでしょうか。
出来れば『いい子』でいてほしいですが、それがペットにとってもひとにとってもハッピーで平和な時間であるといいなと思っています。
今回の記事ではその様子をうかがい知るだけでなく、スマートフォンを介して犬や猫と遊ぶことが提案されていましたがペットが退屈であろうと想像し少しでも気晴らしをと思う『親心』をほほえましく感じながら読みました。
日中、ひとのいない静かな時間の大半はうとうとと過ごす動物が多いだろうと私は憶測していますので(うとうとの前後にいたずらをしたり、‘おおなき’をしたとしても。)、特別積極的に遠隔操作をしてペットを遊ばせることが必要とは思っていませんが、スマホを介してペットを遊ばせることが「飼い主の感情的な要求には答えられるだろう」という記事の見解に同感しています。
「飼い主の感情的な要求」というものは、ひとが動物と接することでごく自然に生まれ動く心情的なものだと考えていますのでそれに対するケアとしてのデバイスがあることは何ら不思議なことではないように思います。
また、飼い主の要求が満たされることでペットと暮らすことがより快適なものと感じることが出来るようになればそれはそれで良いことなのかもしれません。
ペットと暮らすことにおいて、ひと側へも少し思いをはせるきっかけになる記事でした。



DSC_0084.JPG
中年ふたりぐみ。




 
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