母娘雑記帳‐つくば市・榊原動物病院発行

榊原動物病院の母娘獣医師の日常
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たぬきどし
こんにちは
先日、ふと「私は何どしでしょう?」と夫に聞いてみたところ「たぬきどし」という答えが返ってきました。
十二支のなかにたぬきはいませんから、私はもちろんたぬきどしではないのですが(さるどしです)夫の返答が心に引っ掛かっています。

何かの拍子にさるとたぬきを間違えて十二支を記憶してしまっているのではないか?
私の姿、仕草にたぬきを彷彿とさせるところがあるのではないか?などなどと。

たぬきどし
君の想いを
深読みし

ついには心に引っ掛かったこの想いを季語もない句にして手帳に書き留めました。
当の夫に伝えるでもなく、採用されるわけでもない新聞の俳句コーナーに投稿することも出来ず職場のブログに書いてしまいました。



 

Training Dogs to Sniff Out Cancer

http://well.blogs.nytimes.com/2014/09/10/training-dogs-to-sniff-out-cancer/

フィラデルフィアの白黒のスプリンガースパニエルのマクベインは犬のがんセンターで働いている。彼はテーブルから伸びた12の突起の先のにおいを嗅いでいる。突起の先にはそれぞれ血漿のサンプルが入っているが、そのうちのひとつだけががん患者の血漿のサンプルが入っている。
犬は冷静で自信に満ちたような目で11番のサンプルに注目する。すると犬のトレーナーは犬にテニスボールをトスすると、それを受け取った犬は部屋のなかをスライドしながら進み不器用な子犬のように壁にぶつかったりしながら部屋中を追いかけている。

マクベインは卵巣癌の早期の兆候に反応するように四つの高度の訓練を受けた癌探知犬である。
ペンシルベニアの獣医科大学は犬が癌の化学物質のにおいを検出できるように化学者や物理学者と提携している。


クリニックのなかを歩いていた犬が役に立つとは予想していなかったが、科学技術の向上に貢献できると良いと思っている。
と犬がんセンターの獣医師は言った。

2004年の研究以降、犬は膀胱癌、黒色腫、肺癌、乳癌、前立腺癌などにおいて健康な組織と癌組織の微妙な化学的差異を検知できることが示唆されている。しかし、科学者のあいだではこれら医学的応用につながるか議論されている。
すでに糖尿病の低血糖探知犬、発作探知犬として訓練された犬がいる、


5月のアメリカ泌尿器学会で発表されたところによると、あるがんセンターで訓練された2匹のジャーマンシェパードは前立腺癌の特異抗原(PSA)検査の精度よりもはるかに優れ、98%の精度で前立腺癌を発見した。一方、イギリスの前立腺癌の検出試験では有望な結果は認められなかった。





犬たちは生後8週齢からボランティアの一般家庭で育てられ、一般的な服従訓練を受ける。その後、悪性腫瘍を嗅ぎわける訓練を受ける。
行うのはすべて正の強化で、嗅ぎわけることができるとおやつやおもちゃを与えられる。つまりそれは犬たちにとってゲームなのであると獣医師は言った。
癌センターの訓練士はどの犬がどの仕事に向くかを見極める。
探知犬や救助犬(rescue dogs)はいかなる環境においても嗅ぎわける能力が必要なのである。しかし、探知犬の研究は孤高の研究にもなりがちである。



訓練士は癌組織の入った瓶と、健康な組織の入った瓶の両方を持ち特別な訓練を開始する。犬は最初は両方の瓶の匂いを嗅ぐが、癌組織入りの瓶を嗅いだときのみ報酬が与えられる。そうすることで犬は『癌の香り』を認識するようになるのである。

犬は何を感知しているのか?
癌から揮発性の化学物質を分離させる研究をしているPreti博士は、癌探知犬の研究に飛びついたひとりである。
博士は分光器とクロマトグラフィを用いて癌の匂いの原因の研究をしている。博士は有望な化学物質を検出すると、それに対し犬が癌組織と同じ反応を示すかテストした。
そして、博士は「恥ずかしいけれど、犬たちは私の機械よりも正確である」と言った。

…つづく

■■読んでみた感想■■
犬たちがどのようになにを感知し癌組織を検知するのか記事の後半が楽しみです。
探知犬や記事にも出てきた救助犬、ほか盲導犬などのワーキングドッグは非常に生き生きと活躍しています。訓練士やユーザーにほめられると身体をくねらし、しっぽをぶんぶん振って彼らが喜ぶ姿が印象的です。
ワーキングドッグに限らず、犬たちはひとのそばにいることが好きでひととコミュニケートしほめられたり、ひとが喜ぶことが好きです。ワーキングドッグもひとにほめられることが楽しみで仕事をこなすのでしょう。
働く犬たちにおいてはその仕事の正確さ忍耐強さ、家庭のペットにおいては一途にひとを慕う姿を見るたびに、私たちひとは彼らに一体何を還元できるのか。彼らの楽しい/嬉しい気持ちをいかに持続できるのか。など少し深いことを最近考えるようになりました。





たぬきどし。。。



さざんかがきれいでした。


 
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