2015.06.09 Tuesday
ふくろう博士、サルたちの言葉
こんにちは
「ふくろうはエサを食べるとき目をつぶりますが、それは何のためでしょう」というクイズを夫にだしたら、「おいしいから」という答えが返ってきました。ほんとうの答えはエサである動物に目を攻撃されないためだそうです。
「おいしい、おいしい」と目をつぶってもぐもぐ食事をするふくろうを想像してしまいました。
メルヘンな想像でふくろうの記憶が刺激されたのか、ふと『ふくろう博士』を思い出して調べてみたら『ふくろう博士』(家庭教師センター主宰の教育評論家古川氏)と自称しているが正式な学位としての博士号はない。との記述に行き当たりました。『ふくろう博士』の息子は獣医師になって『ふくろう博士Jr.』と称していたこともあるそうです。調べてみるものですね。知らなかったことばかりでした。
http://www.bbc.com/news/magazine-32966907
ヒトと類人猿の類似性は長いあいだ科学者を魅了してきた。
「あなたが類人猿の目を見るとそこに知性を感じるだろう。自己意識を持つ動物はあなたを見て、あなたを鑑定している。」と長年、自然界で類人猿を観察してきた霊長類学者の Charlotte Uhlenbroekは言った。
「彼らが私たちを見るとき彼らになにをすべきか」ということを考えるだろう。
類人猿とヒトは地球上で非常に近い関係にあり切り離して考えることはできない。これほどまでに人類を魅了する存在はないだろう。とガーナーは書いた。
ガーナーは実際、西アフリカでチンパンジーと暮らしヒトとの差異を識別しようとする最初のひとりであった。
彼はその物理的な類似性だけではなく、霊長類の社会的きずな(social bonding)や感情、子育てにおいてもその類似性を指摘した。
しかし、彼がもっともそそられたのは彼らの言葉についてである。
彼らは互いに話しをしあっているように見えた。類人猿の発声には特徴があった。とガーナーは記した。
話し手(Speaker)は使用する音の意味を理解して、伝えるという明確な目的を持ち発声を使っている。常に明確な相手にあてて発声されていて、たいてい発声の宛先はひとつであるようで、条件によって発声の音量やピッチを調節している。思考の媒体として音声を使っていた。
他も含めて多くの事実により彼らが話しをしてきたことがわかり、それは長年にわたり私たちヒトを魅了してきた。
1698年1月、解剖学者のエドワードタイソンはチンパンジーの解剖結果を調査結果を提示するために王立協会の前に来た。その若いチンパンジーはアンゴラからイギリスに来たが、船のなかで顎をけがしてその感染症により亡くなったがそれまでの二ヶ月間は生存していた。彼は結果を他の類似猿、ヒトと比較し論文を書いた。
チンパンジーの筋肉や骨などすべての臓器は計測され、チンパンジーが船のなかで乗務員にどのように扱われたかも記された。
チンパンジーは服を着せられテーブルで食事が与えられた。乗務員たちは近い`親戚’を見ながら自分自身の人間性の本質を見ようとしていた。
※類人猿;中型の霊長類を示す通称名。
…つづく
■読んでみての感想■
類人猿は私たちと遺伝的に近縁であるからなのか動物として非常に魅力に満ちているからなのか分からないですが、いつも私たちの興味を引き付ける存在であると思います。
知能的にも高等である類人猿同士がどのような方法でどのようなコミュニケーションをとっているのか興味があります。またひとや他の動物のそれとの違いはどうなっているのでしょうか。
このブログでも動物や虫のコミュニケーションについてのさまざまな記事を読んできましたが、そこでは動作や鳴き声、フェロモンなどを介して情報が伝達されていました。類人猿は私たちの「ことば」と同じ回路で伝えているのか。あいてはどのように「わかる」のかにも注目したいと思います。
梅雨入りなのですね。
少し前にはつぼみだったあじさいも。。。
満開です。
暑かった日、このまま夏になってしまうのかと思っていたらちゃんと梅雨が来ました。
網戸越しにくねくねする愛猫。
「ふくろうはエサを食べるとき目をつぶりますが、それは何のためでしょう」というクイズを夫にだしたら、「おいしいから」という答えが返ってきました。ほんとうの答えはエサである動物に目を攻撃されないためだそうです。
「おいしい、おいしい」と目をつぶってもぐもぐ食事をするふくろうを想像してしまいました。
メルヘンな想像でふくろうの記憶が刺激されたのか、ふと『ふくろう博士』を思い出して調べてみたら『ふくろう博士』(家庭教師センター主宰の教育評論家古川氏)と自称しているが正式な学位としての博士号はない。との記述に行き当たりました。『ふくろう博士』の息子は獣医師になって『ふくろう博士Jr.』と称していたこともあるそうです。調べてみるものですね。知らなかったことばかりでした。
Listening to the language of apes
類人猿の声を聞くhttp://www.bbc.com/news/magazine-32966907
ヒトと類人猿の類似性は長いあいだ科学者を魅了してきた。
「あなたが類人猿の目を見るとそこに知性を感じるだろう。自己意識を持つ動物はあなたを見て、あなたを鑑定している。」と長年、自然界で類人猿を観察してきた霊長類学者の Charlotte Uhlenbroekは言った。
「彼らが私たちを見るとき彼らになにをすべきか」ということを考えるだろう。
類人猿とヒトは地球上で非常に近い関係にあり切り離して考えることはできない。これほどまでに人類を魅了する存在はないだろう。とガーナーは書いた。
ガーナーは実際、西アフリカでチンパンジーと暮らしヒトとの差異を識別しようとする最初のひとりであった。
彼はその物理的な類似性だけではなく、霊長類の社会的きずな(social bonding)や感情、子育てにおいてもその類似性を指摘した。
しかし、彼がもっともそそられたのは彼らの言葉についてである。
彼らは互いに話しをしあっているように見えた。類人猿の発声には特徴があった。とガーナーは記した。
話し手(Speaker)は使用する音の意味を理解して、伝えるという明確な目的を持ち発声を使っている。常に明確な相手にあてて発声されていて、たいてい発声の宛先はひとつであるようで、条件によって発声の音量やピッチを調節している。思考の媒体として音声を使っていた。
他も含めて多くの事実により彼らが話しをしてきたことがわかり、それは長年にわたり私たちヒトを魅了してきた。
1698年1月、解剖学者のエドワードタイソンはチンパンジーの解剖結果を調査結果を提示するために王立協会の前に来た。その若いチンパンジーはアンゴラからイギリスに来たが、船のなかで顎をけがしてその感染症により亡くなったがそれまでの二ヶ月間は生存していた。彼は結果を他の類似猿、ヒトと比較し論文を書いた。
チンパンジーの筋肉や骨などすべての臓器は計測され、チンパンジーが船のなかで乗務員にどのように扱われたかも記された。
チンパンジーは服を着せられテーブルで食事が与えられた。乗務員たちは近い`親戚’を見ながら自分自身の人間性の本質を見ようとしていた。
※類人猿;中型の霊長類を示す通称名。
…つづく
■読んでみての感想■
類人猿は私たちと遺伝的に近縁であるからなのか動物として非常に魅力に満ちているからなのか分からないですが、いつも私たちの興味を引き付ける存在であると思います。
知能的にも高等である類人猿同士がどのような方法でどのようなコミュニケーションをとっているのか興味があります。またひとや他の動物のそれとの違いはどうなっているのでしょうか。
このブログでも動物や虫のコミュニケーションについてのさまざまな記事を読んできましたが、そこでは動作や鳴き声、フェロモンなどを介して情報が伝達されていました。類人猿は私たちの「ことば」と同じ回路で伝えているのか。あいてはどのように「わかる」のかにも注目したいと思います。
梅雨入りなのですね。
少し前にはつぼみだったあじさいも。。。
満開です。
暑かった日、このまま夏になってしまうのかと思っていたらちゃんと梅雨が来ました。
網戸越しにくねくねする愛猫。